白状すると現在まで
あまり味のわからぬ人間だと
自分のことをそういう人間だと
強く思っておりました
特に野菜などは
味付け次第で変わるものと信じて疑わなかった
よくテレビなどでピーマン嫌いの子供が
野菜づくりの達人の作ったピーマンを
いかにも美味しそうにかじって
ピーマン美味いと!叫ぶのをみて
あれは絶対ヤラセだと疑わなかった
はずだったのに
この歳になったからか
少なくとも 野菜の美味い不味いまでは
何とかわかるようになった気がする
やっとだけれど
ましてや愛情たっぷり採れたてのを
食べたひにゃたまらないのだ(もちろんいただきもの)
そしてこうやってカゴに盛ってみると
何とも綺麗で 食欲をそそる
今日はどれを食べてやろうと迷う様子は
まるで小さな八百屋さん
そうだ値段をつけたらもっと面白そうだ
そんなことをしながら
このクソ暑い夏を乗り切れたら
いいぞ!