
夏のさわやかな印象の花に
まるめたファイバーグラスが目を引きます
花の中に異質なものが入ることで
見た人の想像力が膨らみます
自分の物語を作ってみてください

霞がかる夕方も
夜が深まると空気が澄んで
月もきれいに顔をのぞかせます
月を見上げていると
誰かがきっと一緒の時間に
この月を見てるんだろうなぁ
なんて
勝手に思えてくる
月って不思議

休みの日
カジュアルな店を回ったが
気に入ったものがなかった
仕方がない
描くか
6月カレンダー
オリーブの木

街路樹の
花水木の
身代わりといっちゃぁなんですが
ここに植えられた
オリーブです
歴史をちょっと辿ると
昭和の時代からここずーっとは
百合の木という
えらくデカくなる樹がいらっしゃったんですが
歩道の改修を機会に
抜かれちまって
それ以来
セミのなき場所も無くなってしまって
そしたら
春には花がパーっと咲くってんで
アメリカ人の花水木が植えられたんですが
それも度重なる車の被害で
いつの間にやらいなくなり
ずっと木陰のない
むさっ苦しい歩道だったんですが
そんな折
花屋のおっさんが一念発起
あっしオリーブに白羽の矢を立て
ここに引っ越したってーワケです
まーここを通る住民たちに
涼しい木陰を提供できるのはいつのことやら
今は想像もつきませんが
いつの日かここに
ちょっとでも
和めるような木陰を提供できる日を
オリーブ命にかけてお約束申し上げます
ハイ!
芽が出た

大葉の芽がでた
たぶん
種をまくのが初めてで
芽の形がいまいちわからないので
しかも蒔いたところからずれていて
でもたぶん大葉
去年から蒔こうと言ってきた2人だが
蒔いてみたら
何のためにこんなに思い詰めて大葉?
となった
よくよく考えると
我が家で大葉を使うシチュエーションがほとんどなさそうなのだ
しかし去年はあんなにも燃えていたのだ
とにかく葉っぱになったら考えよう
きっといろいろあるはずだ
と
気を取り直す今週の始まりの朝

とりあえず緊急事態が解除ということで
じょじょに僕らの休みの日課も復活
もともと人が集まるところが嫌いな性分なので
歩いていても
このようにほとんど人っ子一人いない
伏木の町の中のそのまたローカルな路地
去年いつだったか通りすがりに見かけた食堂を思い出し
氷見に行くつもりが急遽変更してお昼はここで
「松葉」というおじさんとおばさんでやっている
小さな食堂
初めてだけど優しい応対
中華と焼き飯をたのむ
これがほんとの昔ながらの中華そば
極め付きの昔ながらだ
あっさりとしみる
焼き飯も子供時代に戻って食べた味の感覚
まだまだこういうところがいっぱいあることに感激
銭湯も一軒あって入りたかったが
3時からなのであきらめて
新湊の「さんがの湯」へ
いつもの時間がようやく戻った一日だった








