灯籠流し

78fd3dac-9cbc-4763-94d6-026e86ab63f5
ゆらゆらと
やや危なっかしく
流れていった
少しだけしんみりとした風が
胸の中を通り過ぎる
やがてまわりの喧騒が
現実に引き戻す
灯籠だけはゆらゆらと
変わらずに流れていった

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です