狭い路地が連なる
港町を歩くのは楽しい
この景色に少し違和感のある僕らを
いぶかる人も居るにはいるが
おおむね優しい
そしてこの先には
普通にいつものように迎えてくれる
これまたこの景色にぴったりとはまる
間違いなく昭和から動かない
小さな食堂がある
たまに無性に食べたくなる
東へは
これだけのため
取って返して西へは
夜のつまみの買い出しへ
戻ってきて
今度はこっちの浜辺の銭湯だ
なんとも気持ちの贅沢
途中
海を眺める足湯があった
空がもっと青かったら
最高だったろうなぁ