大きなフィルムメカがフィルムとカメラの製造を停止すると今日の新聞に出てた そ〜やね〜今はもうデジタルカメラの時代になったもんな〜 もう性能は一丁前でポケットに入れても感じないくらい軽くて小さくなっちゃって 30年にもわたって撮り続けてきたこの砲丸のように重い巨大カメラは隅へと追いやられてしまった ちょうど今読んでる浅田次郎の壬生義士伝は 刀の時代が鉄砲にとって代わられようとする時代を生き抜いた侍たちの生き方を描いていて カメラと刀じゃ比べようもないけど 道具が人とかかわりながら時代の変化によって消えていく運命というのがどこか似ていて 思い入れてしまった もう一度こいつにフィルムを入れてカシャンっと軽い金属音をたててシャッタを切る日が いやいや切って 切って 切りまくって 時代に逆らってみるか!
アララ!侍が乗り移ってしまった 持っているのが刀じゃなくて良かった