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先月亡くなった友人の父親の形見分けの鉋
父ちゃんと呼ばせてもらっていた友人の父親は
ちゃんと人が住めて、楽しめて、飾りのものまであって
おまけに食べるものまで
そんな家を一軒丸ごと作り上げてしまえるような人でしたので
自分の城の納屋の中はそんな道具がいっぱい詰まった宝箱でした
そんな宝箱の中の沢山の鉋の中から
この一丁を僕にと形見分けをしてくれた友人
とても使い良さそうな寸八は
刃や台の調整をしばらくは金槌でしていたのを
後からは木槌に変えて
金槌でたたかれてめくれた刃の頭をヤスリで落としてキレイにしてあったりと
鉋ならではの父ちゃんの歴史などが垣間見えてきたりと
ボーッと眺めているだけで幸せな気持ちになります
そして鉋好きを見抜いてる友人の気持ちが嬉しくて
木工好きの血がさらに騒ぎ出してきました
自分で全て作った花屋の椅子やテーブル、棚に
また新しい仲間が増えたとき
この鉋がすっかりこの手に馴染んでいることでしょう
良き相棒として

“鉋” への2件の返信

  1. 職人の名器ゲットしたのねー 年を取ると名人、名器に近付きたく、手にしたとき 接したとき新しい欲望が 湧いてくるよねー 俺も次何かさがそー(^^♪

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