少しもの悲しいラッパ音と
チンチンという鐘を鳴らしながら
火の用心の小さな消防車が
夜になって急に冷え込む街を走り始めると
なんだか急に
年の瀬が近づいてきた
そんな感覚に陥ってしまうのですが
この音は好き
この音を聴くと
なんだか不思議な
魔女でも空に飛び交っているような気持ちになります
中はというとストーブがたかれ
そこそこの暖かさになって
チンチンの熱燗をフーって言いながら呑むと
今日一日の疲れがいっぺんに解けて流れていくような
そんな気持ちになります
ここはこれからどんどん寒くなっていきますが
少しばかりの楽しみが
これからの季節を乗り越える力になってくれます
これは
熱々の厚揚げと
チンチンに冷やしたお酒だな〜(笑)