
ぼくがまだ半人前以下だったころ
師匠のお昼のお弁当にはいつもこれが入っていて
いつか食べてみて~と思っていたのですが
いつぞやその話をしたところ
師匠の奥さんが「それじゃ~つくってあげるよ~」って
今夜は娘さんにわざわざ届けてもらいました
憧れの「たらこの煮付け」
いまがいちばん美味しい季節
ご飯のかわりにお酒が何杯もいきました^^!
北陸の冬はこれだからたまらない
BOOK

「沖で待つ」絲山秋子
芥川賞の「沖で待つ」と「勤労感謝の日」は
作者の勤め人時代のリアルな感覚が伝わってくる
やや自伝的な要素のする物語
仕事帰りに立ち寄った駅のそばの赤提灯で
主人公と一緒にいっぱいやりながら
仕事の愚痴を言い合ってる気持ちにさせてくれる一冊
ただ出てくる人物のすべてが知ってる人とダブってしまって
感情移入しすぎて弱りました
そして、そして、ぶっ飛んだのが3話目の
「みなみのしまのぶんたろう」
すべてひらがなで書かれた
まるで小学生の作文か
まあまあよく出来た日本昔話的今話というのか
とにかくブラックが効いていて
小説家がこんな遊びをやる!か!的な
そんな、ちょっとまたまたファンになりそうな
これから目が離せない本(作家)に出会ったな~って
この時期本なんて
読んでいていいんかい的な季節ですが
忙しいときの逃避行動はまだまだ続きそうです
予告
ただいま、初三浦綾子です
いよいよ師走
11月30日(水)はお休みします
BOOK

「阪急電車」有川 浩
DVDから先に見てしまったので
本はどうかな~とは思ったけれど
あにはからんや
やっぱり本家は本のほうです
面白いし気持ちよい
あたりまえですが
片道15分の
往復でも30分の短い路線
その短い時間の中で紡ぎだされるドラマは
普通の日常を生きる人々の
誰にでもある小さな怒りや苦しみ
そして喜び、別れや出会い
こんな出会いの始まりを
きっと当たり前に誰もがしていて
でも誰も始まりがどうだったかなんて
まったくいつも覚えてない
知っているのは神様だけ
そう!これはまるで神の目目線で描かれた物語みたい
ちょっとだけいいな~って生き方をしてる人には
いい出会いと
小さな幸せを与え
ちょっとだけ周りに迷惑を与えている人には
小さな罰を与え
これを読んだ後には「あ~すっきりした」っていう
ささやかでさわやかな感動を与えてくれる
そうだ!
ぼくだけではきっと出会わなかったこの本にしても
出会わせてもらったのは
小さな奇跡といえるかもしれない
うん!








