夏の名残り

 セミのぬけがら

今朝、枯れ葉とともに落ちていた
猫の額ほどの狭い花屋の地面にも
セミは自分の家として住まいしてるんだ
毎年律儀に這い出ては
ミンミンと夏の賑わいをこんなところにももたらしてくれる
お盆が終わるとそんな賑わいも
すこ〜し寂しそうに聞こえる
風もすこし秋の匂いがして
ホッとするような
寂しいような
やりのこした宿題があるような
これはたぶん子供のころのトラウマか
いずれにしても
きょうはセミが抜けた後の
ぬけがらの気分が
すこしだけわかるような・・

今日の花屋は 吉田拓郎/せんこう花火
 

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